1944年ローマ生まれ。1969年ローマのラ・サピエンザ大学を卒業。ローマ、パリ、ウィーン、フランクフルトに事務所を開設。彼は多くの大学で客員教授を務め、1999年フランス建築大賞、2000年フランス共和国芸術文化勲章コマンドゥール、同年にイタリア、サン・ルカ国立アカデミー賞、2003年ソフィア国際建築アカデミー賞を授かる。2002年米国建築家協会の名誉会員、2004年フランス建築アカデミーのメンバーに選ばれ、1998〜2000年、ヴェネツィア・ビエンナーレ第7回国際建築展「美意識はより少なく、より倫理的に」のディレクターを務める。 イタリア・ローマを拠点としながらヨーロッパのみならず、アメリカ建築家協会の名誉会員として世界中で活躍するマッシミリアーノ・フクサスとパートナー、ドリア−ナ・マンドレッリが手掛けた"E-LI-LI(エリリ)"は折り曲げた紙をモチーフにデザインしたALESSI(アレッシィ)E-LI-LI モカカップ&ソーサートは有名。 Massimiliano Fuksasによってデザインされた革新的なプロジェクトの総投資金 このプロジェクトによって、Fieraミラノは、壮大なスケールを誇る新時代の複合施設として、新会場はRhoーPero地区に移転しました。 Kartell、 Moroso, Molteni&C, B&B、Flos、Philip Starck、 Poltrona Frau, Cappellini, 今年も世界的にも活躍中のデザイナーのファッショントレンドなデザインが一堂に見られるミラノサローネの動きから目が離せません。 ■家具インテリアの展示会からグローバルなデザイン発信基地として イタリア企業のデザインに対する年間投資比率は、日本企業の20倍以上であるといわれています。年商1億ユーロに満たない家具メーカーが大半を占めているにも関わらず、この世界最大の家具見本市は年々外国からの入場者も増え続けています。会場外でのデザイン展示はフォーリサローネと称され、その数300ほどもある会場でたくさんのイベントが開催されます。去年は日本企業やデザイナーの出展参加数も目立ち話題になりました。これもミラノサローネがヨーロッパの見本市からグローバルな見本市として国際的なデザインの発信基地としてのネームバリューを確率していることを意味しています。
マッシミリアーノ・フクサスhttp://www.fuksas.it
Massimiliano Fuksas